どうも、チェスです!
今回は、私がレッドウィング熱が再燃するきっかけになったベックマン9016(新品番9416)のエイジングについて、レポートしていきたいと思います!
この記事には、私の推察や独自の見解が多分に含まれていますので、何卒ご容赦くださいますようお願いします笑
こんな方には、参考になる記事だと思いますのでぜひ読んでみてください!
フェザーストーンレザーのエイジングが気になる方
フェザーストーンレザーのお手入れ方法を参考にしたい方
ベックマン9016の購入
私が9016を購入したのは、平成26年になります。
平成26年というのは、私にとって特別な年で長男が誕生した年になります。
この9016は、その長男の成長とともに時を刻む「一生もの」が欲しいと思ったことから購入に至りました
その長男ももう小学生の半ば...
ベックマンを選んだ経緯についてはこちらで記事にしていますのでよければこちらもぜひ読んでみてください
ここでエイジングレポートをしていく前に比較ができるように新品のベックマンとその概要を説明します
ベックマンは、レッドウィングの創始者であるチャールズ・ベックマンが、その名前の由来となっています
ベックマンには、「フェザーストーン」と名付けられ原皮から5%しか見つからない希少な部位が使用されており、ワークブーツの佇まいを残しながらもドレッシーな作りとなっているのが特徴です
ベックマンは当初、9011、9013、9014、9016が販売されていました
しかし、このシリーズはハーフソールにウレタン素材が使用され、加水分解が起きやすいという欠点がありました
このソールの欠点を改良した品番が、9411、9413、9414、9416です(2024年現在、終売)
私の所有するベックマンは、品番が9016なので改良前のものということになります
エイジングレポート
それでは前置きが長くなりましたが、私の9016のエイジングレポートを行っていきます!
履きジワ
こちらが私のベックマン
購入して6年が経過してますが、ワークブーツとしてはまだまだ綺麗ですね〜
それもそのはずで、このベックマンはお気に入りすぎてかなり過保護に育ててしまっています
履く頻度としては、仕事が休みの週末、月にして4回履いたらいい方でしょうか
お手入れ時にはシューツリーを使用しますが、普段の保管時にはシューツリーは入れていません
普段、仕事に使用している短靴にはシューツリーを使用していますが、このあたりは「ワークブーツだから」という気持ちもあって入れていません
そのせいもあるのか、このベックマンとは別のベックマン・オックスフォードと比較すると履きジワがより深く入っているような気がします
こちらがそのベックマン・オックスフォード
アッパーは「チークフェザーストーン」と呼ばれるレザーが使用されています
「大事に履きたい」という気持ちと「ワークブツだからこそラフに履きたい」という気持ちのせめぎ合い...
後ろ姿がこちら
ブーツ好きにはもちろん共感いただけるハズ
このくるぶしのくびれがたまりませんよね?
ね?
この写真は足を通していない状態なんですが、革についたクセが自分の足の形になっているのがよく伝わる写真になっているのではないでしょうか
革の色味
革の色味については、購入してから一貫してニュートラル(無色)のシュークリームでお手入れしています
そのため、色の深みが増したとかはないように思います
色味については、あまり特筆することはありませんね
参考までに写真を掲載しておきます
実は無色のクリームでお手入れするのにはきちんとした理由があるので後ほどご説明します!
ソール
私のベックマンは、前述したように改良前の旧品番なのでハーフソールにウレタン素材が使用されています
6年を経過していますが、私のベックマンは未だ加水分解せずソール交換なしに履き続けられています
そのソールの状態はこんな感じです
使用による摩耗は見られますが、ボロボロと崩れる様子はありません
加水分解とは、その文字が示すようにウレタン素材に水分が含まれることで起こります
以前のカビ予防の記事で紹介したように下駄箱の湿気には比較的気を使って保管していますので長持ちしているのかなと思っています
カビ予防についてはこちらで記事にしていますのでぜひ読んでみてください
追記 ←
ついに私のベックマンにも加水分解が起きてしまいました!
現在、ソールをリペア中です泣
加水分解とソールリペアの検討については、こちらで記事にしています
さらに追記 ←
ソールリペアから帰還しました〜
メンテナンス
ベックマンのお手入れで私が使用するのはクリームナチュラーレのニュートラルです
ここ大事なのでもう一度言いますね?笑
クリームナチュラーレのニュートラル(無色)です
これは、ベックマンに使用されているステッチが白だからですね
色付きのクリームを使ってしまうと、ステッチがクリームの色に染まってしまいます
加えてもう一つ理由があります
次の写真をご覧ください
うっすらと木目のような模様が入っているのがわかりますか?
染色のムラといってしまえば、それまでなんですが、この木目が綺麗でかなり気に入っています
そのため、現時点では色付きのシュークリームを避けているんですね
傷や汚れ、退職が進んできたら色付きのクリームで補色を検討しようかな!
とはいえ、エイジングがあまり進んでいない現状からすると色付きのクリームを使うのはまだまだ先になりそうです
一方で、色付きのクリームを使用することが決してダメだということではないので、お好みで使用していいと思います
この「色付きのクリームを使用すること」については、ぜひ皆さんに見てもらいたいインスタグラムのポストがあります
革靴のケアグッズを手がけているM.モゥブレイ公式アカウントのベックマンの経年変化がこれまた格好いいんです!
ベックマンの9011のブラックチェリーを黒のシュークリームで磨いていくというものです
今後こうした変化を促すようなお手入れもチャレンジしてみたいな〜と思っています
まとめ:エイジングを重ねて子どもに譲りたい
購入して6年が経過したベックマンですが、まだまだ綺麗なままで履く頻度が物足りない状況です
もっと履き込んで渋いエイジングをさせることができたらいいなと思っています
また、このベックマンは、息子の誕生とともに購入したものなので、その息子にもブーツがかっこいいと感じる大人に育ってくれないかな〜と願っているところです
いつかこのベックマンが欲しいとか言われてしまった日には、泣きながら喜んであげちゃうかも!
密かな夢ですね笑
それではこの辺でっ!
今回の記事で紹介したのはこちら
このブログでは実際に私が使用するレザーのお手入れグッズを紹介しています。
革靴のお手入れ用品にお悩みの方はぜひご一読ください!