今回の記事はプラド150後期のグリルカスタムです
プラド150後期のグリルは純正なのに、あの太い縦のグリルが純正っぽくなくてかっこいいですよね
そのかっこいいグリルをわざわざ交換しようというのが当記事です!笑
ただ、このグリルの交換には注意点が必要なので説明をしていきたいと思います
あくまで私が作業した際のものになります。実際の作業は自己責任のもと、メリット・デメリットを把握した上で作業してください
タコマ風グリルの入手
今回交換するのはこちらのグリルです
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2021/12/0FAA7FC7-9506-4168-BAC1-3FB6FBCE1374-1024x768.jpeg)
「T」のエンブレムではなく、「TOYOTA」のロゴになっているところがクラシカルな感じがしてとても好きなんですよね
2021年12月現在、ヤフオクで入手できます
しばらく前は、「AliExpress(アリ・エクスプレス)」という中国のネットショッピングでも見かけていましたが、この記事執筆時点では見つけることができませんでした
もしほかの入手経路がありましたらぜひ教えていただけると幸いです!
グリル交換の注意点
このグリルの交換には、1点だけ、しかも重大な注意点があります
こちらの純正のグリルをご覧ください
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2021/12/2E2CB754-3E7B-4C26-BFFB-5C0E62F878D6-1024x767.jpeg)
プラドには「Toyota Safety Sence」という安全装置が搭載されており、実は、この「T」のエンブレムのマーク裏側にミリ波レーダーが内蔵されているんです!!
こんな感じのイメージです
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2021/12/44E31613-7090-4975-8A98-320BA39766DB.jpeg)
要するに衝突回避などの安全装置のためのレーダーがあるということですね!
BRIGHTZさんが販売しているこういったグリルは、ミリ波レーダーをエンブレムごと移設するタイプなのであまり気にする必要はありません
一方、この最初に紹介したタコマ風グリルについては、なんとミリ波レーダー非対応なんです!!
ということで、DIY移設やっちゃいます
取付け作業
実は、ミリ波レーダーの移設自体はとっても簡単です
ミリ波レーダーの移設
まず、純正のフロントグリルを外します
すみません、なのでここではグリルは取り外した後ということで話を進めていきます笑
こちらは、グリルを外して上から覗いた写真です
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2021/12/2B085540-57F1-4596-B64D-A314772A3723-1024x768.jpeg)
写真の上側がフロントガラス側、下がナンバープレート側です
この右側にある配線にミリ波レーダーがつながっています
そしてメジャーを当てている箇所に使われていないネジ穴があるのがわかりますでしょうか
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2021/12/690F088C-FF42-4347-813B-C7543666B2A6-1024x768.jpeg)
この矢印の2ヶ所です!
ここの2ヶ所にホームセンターなどでステーを買ってきて取付けるだけです!
私は買いに行ったホームセンターでちょうど良いものがなかったので複数を組み合わせて取り付けています
これは写真を見た方が早いですね
こんな感じです
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2021/12/A4071A99-3867-499E-8F09-12484F78DC70-1024x768.jpeg)
ミリ波レーダーを仮組みしています
使用しているのは、3本の直線ステーを組み合わせた上に2本のL字ステーを取り付けています。
ミリ波レーダーは水平をとる必要がありますのでしっかりと固定できていい感じです
直線ステーは3本組み合わせたのは、単に買いに行ったホームセンターにちょうどいい長さのものがなかったからで本来は1本ものがいいかもしれませんね
カバーの作成
続いてミリ波レーダーのカバーを作ります
カバーがない状態では、走行中の虫や雨などでレーダーが誤作動を起こすことがあるようです
もちろんカバーも自作でやりますよ〜
準備するものは、透明の下敷きです!
これをちょうどいいサイズに切り出します
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このままカバーとして取り付けてしまうとレーダーや下敷きが目立ってしまってカッコ悪いので、黒の艶消しスプレーでこう!
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2021/12/95829087-5651-48C1-9D6F-14468C50CFB5-1024x768.jpeg)
風が強くて砂みたいな小石が飛んできてポツっとなってしまいましたが小さいことは気にしません笑
気になったらやり直すだけなのでいいんです笑
そしてこのように取り付けてあげます
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2021/12/A479D619-ADCA-49DC-8B76-C8432FC27B38-1024x768.jpeg)
横から見るとこんな感じです
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2021/12/A1F60DC1-E7A5-42FB-BDB0-8D642FBAAC75-1024x768.jpeg)
スペーサーのサイズを間違えるというあり得ないミスを犯してしまっていますが、ナット2つを代用することでことなきを得ることができました...
これでミリ波レーダーの移設完了です!!
あとは、グリルを付けてあげるだけです
完成はこちら!!
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2021/12/958800F9-E5C8-48FE-B08E-B43F3E5AFE57-1024x720.jpeg)
ミリ波レーダーも上手く目立っていませんね、大成功です
レーダー移設に伴うエーミング
さて、気になるのはミリ波レーダーを移設してレーダーが問題なく作動するかどうかですよね
新車で納車して6ヶ月点検がありましたのでディーラーの整備士に聞いてきました
ちなみにエーミングというのは、センサーなどがきちんと作動するかの調整作業のことをいいます
ディーラーからの答えとしては、「エラーが出ていなければ作動していると考えられる」とのことでした
以下もう少し詳しく説明します
ディーラーの整備では、純正グリルのレーダー取り付け位置に対してエーミング作業の数値等が定められているそうです
そのため、交換後のグリルに対してはその数値が示されていないので作業ができないとのこと
また、現状作動しているかの問いには、センサー自体にもある程度の自動補正は付いているため、エラーが出ていなければ作動しているものと考えられるというのが答えでした
うーん、まぁ、ディーラーとしてはそう答えるしかないよねという感じでしょうね...
現時点では、高速走行時にも前方車両をきちんと認識しているので、正常に作動していると考えてもいいかもしれません
このあたりの経過は引き続き報告していきたいと思います
まとめ:ミリ波レーダー移設もDIYで!
実はこのミリ波レーダーの移設キットがメルカリなどで結構高値で売られていることがあるんですよね
今回掛かった総費用は3,000円くらいなので、このタコマ風グリルカスタムを考えられている方はDIYでのチャレンジをおすすめします
ただし、エーミングの説明をしましたように安全装置にも使用されているレーダーの移設が必要です
こうしたものをいじることが不安な方にはあまりおすすめできないカスタムともいえますね
カスタムはあくまで自己責任で楽しめる範囲で行っていきましょう!
移設について質問があれば、問い合わせやツイッター、インスタグラムもやってるのでお気軽にDMくださいね!
グリルマーカーの配線作業については、こちらで記事にしていますのでぜひご覧ください!
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2022/01/687071B8-56A4-45D2-99C9-25324820BADC-320x180.jpeg)
それではこの辺でっ!
![](https://ches-day.com/wp-content/uploads/2022/03/0E987DF2-E924-4E11-8B7F-CB8D2D8CBC1B.jpeg)
150プラドのカスタム記事をまとめました。
DIYカスタムの少しでも参考になれば幸いです!