どうも、ches(チェス)です!
今回も引き続き投資の失敗談をしていきたいと思います。前回は毎月配当型のぼったくり投資信託のお話でした。こちらの記事も読んでいただけたら幸いです。
さて、今回は前回の続きで、投資信託を売却したのちに個別株に手を出した話になります。
・これから投資を始めたい
・成功体験ではなくて失敗談を知りたい
・投資初心者で何に投資したらいいのかわからない
こうした方には参考になる記事だと思います。全て私の体験談なので、ぜひ読んで見てください!
※投資はあくまで自己責任です。こうしたら絶対に儲かるまたは損をしないと言った類の話ではありませんので、ご留意ください。
個別株に手を出す
前回の失敗談で、投資信託の株価(正確には基準価額)の下落に耐えられず狼狽売りをしてしまったことをお伝えしました。その後、私は何を思ったのか投資信託はダサいと思うようになってしまいます。
そしてそう思った私は個別株に手を出していくことになります。
せっかく資産運用をしているのに、運用を他人に任せるなんて格好悪いとか思ってしまったんですね。
本当に大馬鹿やろうです。
今となっては、投資信託ほど素晴らしい金融商品はないと思っています。
今回は失敗の話がメインなので、投資信託の素晴らしさについては、また次の機会に記事にしたいと思います。
個別株の運用方法
ここで私が取った方法は、株式を購入し、値上がりした後に売却、その売却益を得るというものでした。いわゆる「キャピタルゲイン」を狙う投資方法です。
皆さんも「株」と聞いて一番なじみがある手法ではないでしょうか。
運用を行うにあたって、さすがにゼロ勉では怖いので、書店に出向き目に留まった「株式入門」なる本を購入しました。
購入するに当たっては、とにかく初心者向けの本を選んだ記憶があります。
ただ、その本については処分してしまってタイトルすら覚えていません・・・。
内容は、証券口座の開き方から始まり、指値・逆指値などの株の買い方、チャートの基本的な見方が書いてあったように思います。
本の評価もろくに調べずよく買ったものだと我ながら呆れますね。
購入した銘柄
これからは当時私が実際に購入していた銘柄の話をしていきたいと思います!
ちなみに当時、私の個別株の運用予算はかなり低めで30万円程度です。少なっ!と思われたかもしれませんが、周囲に資産運用をしているような知人はおらず教えてくれる人もいないのでやはり怖かったというのが正直なところでした。
ただし、これでも10年前の手取り13万円の私からするとかなりの大金です。笑
日産自動車(7021)
私が初めて購入した株は日産自動車でした。日産自動車を購入した理由は次の理由からです。
・日本のメジャー産業「自動車」
・世界的に知名度が高い
・単元株価が30万円以内
・適度なボラティリティ(価格変動)があった
ゴーンショックに加え、コロナショックの追い討ちで、今や株価は400円を切ってしまって(2020年8月9日現在)いますが、当時は1,000円〜1,300円の値幅で推移していました。次の図の網掛けの部分ですね。
やっていたことは簡単です。株価は業績に関係なく上下する場合がありますので、1,000円近くまで株価が下がったら株を買い、1,300円程度になったら売るということ繰り返していたんですね。
業績などは一切見ずに、チャートも見れませんでしたので、完全に値幅だけを見て売り買いしていました。一見うまくいきそうにない投資方法なんですが、これがビギナーズラックというやつか1年くらい近くは、1回の取引きにつき5,000円〜15,000円くらいのお小遣いを稼ぐことができてしまいました。
これで完全に調子にのってしまった私は日産自動車から新たな株に乗り換えます。
マツダ(7261)
日産自動車で味をしめた私が次に購入したのはマツダ(7261)です。
日産で5,000円〜15,000円の利益を得ていた私ですが、もう少し大きい利益を狙おうとしたんですね。
私が狙ったタイミングは次のチャート図の網掛けのところです。
直近の高値が2,000円近くあったので1,500円くらいで購入したら、そのうち2,000円に戻るだろうと購入したんですね。
結果は見ての通りで、見事なまでの右肩下がりの株価となりました。結果、前回の投資信託の記事同様に株価の下落に耐えきれず狼狽売りするということになってしまいました・・・。
コロナショック前に売却できたのだけは不幸中の幸いだったのかもしれません。現在の株価はコロナショックの影響もあり611円(2020年8月9日現在)まで落ち込んでいますね。
個別株運用のどこがダメだったのか
この投資法のどこが失敗だったか。正直あり過ぎて何を話せばいいのやらですね。そもそも運用と言っていいのかどうかも怪しいところですが。笑
今の私が当時の私にアドバイスするなら、ともかくこの2点です。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私のやっていたのは「投資」ではなくただの「ギャンブル」でした。上がるか下がるかになんとなく賭けて、たまたま運よく小額を得ることができて喜んでいたんですね。
なんとなく稼ぎたいとは思っていても、「どの程度のリスクを負えるのか」「いつまでにどのくらいの資産を築きたいのか」「そのための投資手法はどうするのか」を全く考えていませんでした。
また、投資は分散が基本です。金融庁のホームページにも「資産」「地域」「時間」を分散することがリスク低減に繋がることがはっきりと明記されています。1つの銘柄に集中して投資してしまうことは、大きなリターンが見込めますが、それと同時に大きなリスクを負うことにもなります。私が過去に保有していた日産自動車がいい例で、現在までずっと保有していたらと考えるとゾッとしますね。
まとめ:これから投資を始めるなら小額分散可能な投資信託
今回の記事で個別株を否定しているわけではありません、実際に私は、この頃の投資手法を反省した今、再度個別株を保有しています。
この記事でお伝えしたかったのは、投資初心者が個別株にいきなり手を出すには、ハードルが高いということです。
これから資産運用を始めたいと思っている方は、小額からでも分散投資が可能な投資信託から検討することをおすすめします。ただし、投資信託にもピンからキリまであるので「ぼったくり投資信託」だけはつかまされないように注意が必要です。
そして投資を始める前にぜひ読んでいただきたい本があります。中田敦彦さんのYouTubeでも名前が出てくる山崎元さんの本です。私がおすすめする理由は、主に次の2つです。
ただより高いものはないですよね。笑
Amazonのプライム会員の方は一度騙されたと思って読んでみてください。
このブログでは実際に私が使用するレザーのお手入れグッズを紹介しています。
革靴のお手入れ用品にお悩みの方はぜひご一読ください!