革靴 & 革のお手入れ

【ches流】革靴の水洗い!犬刻印875をサドルソープで水洗い

どうもches(チェス)です。

今回は、革靴の水洗いで革がどれくらい復活するか試してみましたので記事にしていきたいと思います!

今回、水洗いをするのはヤフオクで格安で落札できた犬刻印の875です。

革がカチカチに硬くなってしまっている上に、形崩れしてしまっています。

さらに緑青(サビ)もびっしり付着している状況です。

ブーツどり
ブーツどり
もうずいぶんとお手入れされてないことが分かるね。

早速お手入れしていきましょう。

革靴の水洗いのタイミング

革靴の大敵ともいえる水で洗浄を行うことは、できれば避けたいところですよね。小まめにブラッシングしてあげることがお手入れの基本であることは言うまでもありませんが、革が次の状態にある時は水洗いを検討してみましょう。

・カビが生えてしまったとき
・雨ジミができてしまったとき
・銀浮きが発生したとき
・形崩れを起こしているとき

この875は革の乾燥が著しく、形崩れを起こしてしまっていますね。そのため水洗いをして整えていきたいと思います。

古いオイルの除去

まずは、通常のオイルドレザーのお手入れと同様にブラッシングをし、ステインリムーバーを使って古いオイルの除去から行います。

普段のお手入れはこちらをどうぞ。

オイルドレザー(REDWING/8875)のお手入れ方法解説!どうも、ches(チェス)です。 私は複数のレッドウィングの靴を愛用していますが、お手入れ方法については十人十色で意外とこれ!といった...

水洗いの前にステインリムーバーを使用する理由は、革にオイルが含まれたままだとその油分が水を弾いてしまうためです。しっかりと除去を行いましょう。

この段階で緑青もできるだけとってあげます。

緑青の除去は本当に苦行・・・

サドルソープで水洗い

古いオイルの除去が済みましたら、ようやく水洗いを行っていきます。

水洗いには、「サドルソープ/M.モゥブレイ」を使用します。

まずは柔らかいスポンジに水を含ませ、革靴全体に水を染み込ませていきます。このときに革全体に均一に浸透させるようにしましょう。ムラがあると一部だけシミになってしまう可能性があります。

続いてこのスポンジにサドルソープを適量取り泡立てて洗っていきます。

その様子がこちら。ステッチやソールのつなぎ目などは歯ブラシを使って磨きました。

ただし、強く磨きすぎて革を傷つけないように注意しましょう。

革靴全体を洗った後は、タオルやスポンジなどで表面の泡を取り除きます。

メーカーによると石鹸の成分に保革性があるため表面に気持ち残るようにするのがポイントとのことです。

形を整え乾燥

泡の拭き取りが終わったら、靴にシューキーパーを入れ形を整えてあげます。乾燥させる工程でシワを伸ばし形を整えてあげることで仕上がりが変わりますの留意しましょう。

念入りに2〜3日をかけて乾燥させます。乾燥後のお写真がこちら。

年季の入ったシミや日焼けなどは完全に除去することはできませんでしたが、1枚目の写真と比較するとくるぶし部分のシワが改善されたのが分かりますでしょうか。また、オイルは抜けきっている状態ですが革質が目に見えて改善されました。革のしなやかさも若干戻ってきているように感じます。

オイルアップ

仕上げにオイルを入れていきます。私は、ミンクオイルを使わず「ビーズエイジングオイル」を使用しています。

ここで早速このオイルを塗っていきたいところですが、長年お手入れされていなかったことであろうことと、今回の水洗いで油分はカラカラなのでデリケートクリームを先に塗っていきます。

革の深層部分にデリケートクリーム、表層部分にワックスといったイメージでしょうか。

デリケートクリームを入れた後、軽くブラッシングしてビーズエイジングオイルを塗っていきます。

オイルを入れてしばらく馴染ませた後にブラッシングしましょう。

仕上がりがこちらです。かなりキレイに回復したんじゃないでしょうか。

最後に

いかがでしたでしょうか。

乾燥でカラカラになってしまったオイルドレザーもきちんとお手入れをしてあげればこのように回復してくれます。

ただし、著しく乾燥してしまうと革がひび割れてしまったりして寿命が短くなってしまいます。できればこのようになる前に定期的にお手入れをしてあげたいですね。

最後に比較しやすいように片足だけ仕上げてますのでご覧ください。レースは8130のものが余ってましたので一時代用してます。右足がメンテ後、左足がメンテ前です。