最近とても悲しい事故がありました。
以下のツイートをご覧ください。
嫁ちゃーーーーーーーん!!!
人のデニムの上に漂白剤つけた汚れ物おくのだけはダメだ🤣🤣🤣🤣🤣 pic.twitter.com/7C3mxFBn3S
— チェス@革靴・投資・ブログ (@ches_day_boots) January 18, 2021
そうなんです、5〜6年は履いていた私の一張羅だったジーンズが漂白剤の餌食となってしまいました泣
とまぁ、こういうことがありまして新しいジーンズを買いたくなった次第です。
せっかくだし、ちょっといいジーンズを・・・と言いたいところですが、最近は車検等で出費が嵩みがち・・・。
そこでデニム好きからもかねてよりコスパ抜群という評判のユニクロ・セルビッジスリムフィットジーンズを購入することにしました。
どんなジーンズか簡潔に解説しましたので、あまりジーンズにお金かけたくないんだけど、なんか良いやつないかなーという方はぜひ読んでみてください。
また、購入にあたってちょっとこだわったところもあるので記事にしています。
セルビッジとは
今回のこの記事の目玉はなんといってもこのセルビッジ(セルヴィッチ)です。
セルビッジとは、生地の端(耳と呼ばれる部分)に以下の写真のようなほつれ止めがなされているものをいいます。
この耳の部分に赤いラインがあると「赤耳」なんて呼ばれたりするんですね。
ちなみに、通常のものはどうなっているかというと以下の写真をご覧ください。今回逝ってしまったジーンズのものです。こちらはセルビッジではなく脇割りという縫製になります。現在の多くのジーンズに採用されているものとなります。
では、なぜセルビッジがジーンズ好きに好まれるのか、続きます。
旧式の織り機を使用
今日、デニム生地は織り機の発達により大量に生産されることが可能になりました。
しかし、このセルビッジはデニム生地の大量生産が可能な織り機では作ることができません。旧型の織り機を使用し、時間をかけて作られていきます。
旧型の織り機を使用することで生産効率が悪くなるため、セルビッジのジーンズは大量生産のものと比べると値段が高くなってしまいます。
それでもなお、ジーンズ好きがセルビッジデニムを好むのは理由があります。
新型織り機によって大量生産される均一な生地とは異なり、旧型織り機を使って時間をかけてゆっくりと作られることで生地にムラができやすく、不均一なものとなります。
この生地の不均一さが独特の色落ちを生むと言われており、ジーンズ好きがセルビッジを好む理由の一つとなっています。
生地はカイハラ株式会社製
セルビッジとはいえ安い生地使ってるんじゃないの?と思われるかもしれませんが違います。
日本が誇るカイハラ株式会社製のデニム生地が使われています。
カイハラ株式会社は、1893年に広島で創業し、紡績から仕上げまでを一貫して自社工場で行い、リーバイスやエドウィンなど名だたる企業と取引きを行っている会社です。
生地からもジーンズに対するユニクロのこだわりが見えますね。
チェーンステッチで裾上げ
さて、今回購入にあたってセルビッジに加えてもう一つこだわったところがあります。それは私の脚の短さを恨む話であり「裾上げ」です。
ジーンズ好きの方には、裾上げはしないという方もいらっしゃいますが、今回購入するセルビッジジーンズは、ワンロールしてセルビッジ部分をチラ見せして履きたいと思ったので裾上げすることにしました。
そして、その裾上げは「チェーンステッチ」でお願いしました。
チェーンステッチにすることで、裾にうねりが生まれて綺麗な色落ちをしてくれるからですね。
チェーンステッチ裾上げはオンライン限定
通常店舗で購入する場合の裾上げは、シングルステッチのみです。
シングルステッチでの裾上げは無料ですが、チェーンステッチでの仕上げは別途280円(税抜き)の費用がかかります。
しかし、購入してから服のお直し専門店などに持ち込んで依頼すると、1,500円〜3,000円くらい掛かるので、オンラインショップで依頼する方が無難かと思います。
まとめ:コスパ抜群のジーンズ
カイハラ社製のセルビッジデニム生地を使用しながらも、その価格なんと4,339円(税込)。
ユニクロのこだわりが詰まっており、ジーンズ好きからの高評価も頷けます。
記事の中ほどで申し上げましたが、セルビッジジーンズはロールアップして耳の部分をチラ見せして履くのがおすすめですです。
ほかの方のブログ記事でもユニクロジーンズのエイジングレポートをしている記事を多く見かけますね。
私も、今回購入したジーンズの経年変化を随時報告していきたいと思います!
ところで、ユニクロジーンズを購入して大変満足している私ですが、1本購入すると不思議なことにもう1本別の「いいやつ」が欲しくなってしまいました。笑
なんでもそうですが、購入するまでの悩む時間が一番楽しいですよね。
それでは、この辺で。
このブログでは実際に私が使用するレザーのお手入れグッズを紹介しています。
革靴のお手入れ用品にお悩みの方はぜひご一読ください!