以前、ブログで購入したいレッドウィングの靴を紹介しました。

その中で念願だったレッドウィング、Mil-1(ミルワン)ブルーチャーオックスフォードがこの度ついに相棒になりました!
今回はこの新たな相棒の紹介とプレメンテを記事にしていきたいと思います!
Mil-1 ブルーチャー オックスフォード
今回購入したのはこちら!

ミルワン ブルーチャー オックスフォード 9087です。
一見するとレッドウィングに見えない靴だと思いませんか?
9087は、アメリカ海軍のオフィサーシューズに使用されたラスト(木型)を基に作られています。
名前のMil(ミル)も、military(ミリタリー)から来ているものなんですね。
レザーは、このツヤッツヤの光沢が特徴であるエスカイヤレザーが使用されています。
発売当初は、9086のシガーと2色の展開でしたが、2020年11月現在、9086は終売しており9087(ブラック)のみとなっています。
ブルーチャーという名前のとおり外羽根式のプレーントゥでビジネスシーンからカジュアルシーンまで幅広く活躍してくれそうです。
というわけでプレメンテをしっかりとやっていきましょう!
プレメンテ
新品の革靴を履く前にメンテナンスをするのは、いくつか理由があります。
靴が作成されてから店頭に並ぶまでには、かなりの時間が経過しているため、革が乾燥しているからです。加えて履き下ろす前に、ケアをしてあげることでひび割れや汚れの予防することができます。
良いことだらけなので必ずやるようにしましょう!
今回、プレメンテをするのはエスカイヤレザーという革です。革にレジン系のトップコートを施しており、強いツヤが特徴のガラスレザーの一種です。
ガラスレザーは、コーティングされていることから乾燥や汚れなどには強い革と言えますが、しっかりとお手入れしていきます。
まずはブラッシング
まずはブラッシングしていきます。
長期保管であったためかかなり埃がついてしまっています。羽根の内側には特に埃が溜まりやすいので、しっかりとブラッシングしてあげます。

続いてクリームエッセンシャル
続いては、私がガラスレザーに使っているクリームエッセンシャルで汚れを落としていきます。

スムースレザーやオイルドレザーには、ステインリムーバーやステインクレンジングウォーターを使用していますが、ガラスレザーは水分の浸透性があまりないので、汚れ落としと艶出しを同時に行ってくれるクリームエッセンシャルを使用しています。

このようにまだ履いていない靴であっても汚れが取れていきます。
クリームエッセンシャルを塗り終わったらブラッシングしてツヤを出していきます。
仕上げにコードバンクリームレノベーター
仕上げにコードバンクリームレノベーターを塗布していきます。
コードバンクリームレノベーターは、通常のクリームと異なり、顔料が多く含まれており、ガラスレザーにも効果が期待できるクリームです。

コードバンクリームレノベーターについてはこちらで詳しく記事にしているので興味ある方は、ぜひご一読ください。

使い方は、通常のクリームと同じです。ペネトレイトブラシで塗り込んでブラッシングをしてあげます。
ブラッシングが終わったら、余分なクリームを拭き取り、最後にムートングローブを使って拭き上げて終了です。

画面左側(右足)がコードバンクリームレノベーターまで使って、画面右側(左足)はクリームエッセンシャルのみで仕上げています。
現時点では、新品でもあるため、違いは微々たるものですが、永く履き続けていくために、今後もコードバンクリームレノベーターまでしっかりとケアをしていきたいと思っているところです。
まとめ:シーンを選ばない万能靴
ということでミルワンブルーチャーオックスフォードのプレメンテまでの記事をお送りしてきました。
この靴は、冒頭にも述べておりますが、外羽根式プレーントゥであるためフォーマル過ぎずビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍が期待できそうです。
また、エスカイヤレザーは撥水力にも優れたガラスレザーなので、雨の日でも気にせず履くことができますね。
まさにシーンを選ばない万能な靴と言えるのではないでしょうか。
さて、気になるのは、このエスカイヤレザーのエイジングという方も多いのではないでしょうか。
まずは1ヶ月程度履いて、しっかりとエイジングレポートをお届けしたいと思いますので乞うご期待!
それではこの辺で。


このブログでは実際に私が使用するレザーのお手入れグッズを紹介しています。
革靴のお手入れ用品にお悩みの方はぜひご一読ください!